この記事では、高千穂町にあります「国見ヶ丘展望台・展望所」をご紹介します。
本格的な雲海を見る事の出来るのは、天候の条件が全て揃った時とはなりますが、条件が合った時には、素晴らしい景色が待っています。
この記事を読めば、国見ケ丘展望台のことを詳しく分かりますので、よかったら参考になさってください。
国見ヶ丘展望台から雲海が見られた日はいつ?
2021年 | 雲海が見られた日 |
9月 | 9/19、9/25 |
10月 | 10/3、10/9、10/11、10/15、10/16、10/27、10/30 |
11月 | 11/7、11/15、11/17、11/19、11/30 |
12月 | 12/6、12/11、12/16、12/23 |
2021年に国見ケ丘から雲海が見られた日ですが、雲海が見られる確率としては、10、11月に見られる日が多くなっています。
雲海が見られる条件としては
- 2・3日晴れが続く
- 朝晩と昼と温度差が15度以上
- 適度な湿度があり
- 晴天の風の無い日
と4つの条件が全て揃うことで見られることができ、秋から初冬が見頃となっています。
見られたらラッキーということもあり、「雲(運)海」とも言われているそうです。
8月下旬は雲海は残念ながら見られませんでした
8月の下旬、日の出前4:30頃に国見ヶ丘展望台にいきました。
天気がよければ、星空も見られるそうですが、暗くても分かるくらい雲がかかっています。
周辺は真っ暗で、駐車場のトイレの明かりがついている程度、観光客も私を含め2組だけでした。
日の出近くまでは、暗くて危ないので、車の中で待機。
日の出前、明るくなってから展望台に上がっていきました。
展望台は、駐車場の横断歩道を渡って、広場右側にある緩やかな坂道を登っていくと、3分ほどで到着します。
坂の途中も展望台も電灯が全くないので、懐中電灯があれば安心です。
展望台に到着。
おそらく、この状態は展望台は今、雲の中にいるというくらい周りは霧だらけでした。
展望台は貸し切り状態だったので、日の出まで散策。
展望台にはさらに階段があり、丘の上に登ることができます。
丘の上には、国見ヶ丘にまつわる神話の像、モニュメントがありました。
神武天皇の孫にあたる建磐龍命がが九州統治の際にこの丘に立ち寄って国見をしたという伝説があり、日が昇る方角に向かって建てられていました。
ブランコがありました。
東側に向いているので、天気がいい日は、ブランコに乗りながら朝日を見ることもできます。
奥には、金毘羅大権現 がありました。
日の出時間になりました。
残念ながら雲海は見ることはできませんでした。
本当は今太陽が見えるんだろうなと、想像を膨らませていました。
雲海が見えなかったのは残念でしたが、静寂な空気の中で過ごす時間はとても特別でした。
国見ヶ丘で雲海が見られたという人の写真をご紹介します
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展望台はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで一つ星を獲得というのも納得です。
国見ヶ丘は、民謡「正調刈干切唄」の発祥地でもあり、阿蘇の五岳や祖母連山など、大パノラマが楽しめます
国見ヶ丘展望台に行く前に知りたい!Q&A
国見ヶ丘に行く前に知っておきたいことをQ&Aにまとめました。
観光に行く前の参考になさってください。
Q1:国見ヶ丘のライブカメラってある?
高千穂町の公式サイトでは、国見ケ丘の様子をライブカメラで見ることが出来ます。
自動でカメラが切り替わって、雲海が見える東側、反対側の「阿蘇の寝観音(ねはんぞう)」の方向も見ることができます。
この時期の朝(条件がそろえば)高千穂の「国見ヶ丘」では「雲海」を見る事が出来ます。
国見ヶ丘までは高千穂市街地から車で15分程で登れ、駐車場から見学場所まで約200m程、目立った段差もありませんので、お子様連れ、お年寄りの方でも行けると思います。
Q2:国見 ヶ丘日の出時間が知りたい
国見ヶ丘の日の出時間は、高千穂町の公式サイトでや、民間のサイトで日の出時間が案内されています。
日の出時間近くなると、混雑しますので早めに行くのをおすすめします。
Q3:国見ヶ丘展望台の駐車場はどこ?
国見ヶ丘展望台の駐車場は、山道を登りきった場所、左側にあって無料です。
街灯がないので、懐中電灯を持っていくのをおすすめします。
国見ケ丘展望台の情報・行き方
名称 | 国見ヶ丘 |
---|---|
Webサイト | http://takachiho-kanko.info/sightseeing/kunimigaoka.php?cate=all&nav=1 |
所在地 | 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方 |
アクセス | 高千穂バスセンターから車で15分 |
営業時間 | 年中無休 |
お問い合わせ先 | TEL: 0982-73-1213(高千穂町観光協会) |
料金 | 無料 |
高千穂の町中には、「国見ヶ丘」の標識がたくさんあって初めてでも迷うことなく、行くことができます。
国見ヶ丘は標高513m。
天候によっては、国見ヶ丘へのアクセスルートは積雪・凍結の可能性もありますので、事前に天気予報を確認することをおすすめします。
また、国見ヶ丘に雲海が現れる早朝の時間帯は公共交通機関が運行していないため、自力で展望所まで行く必要があります。
高千穂の町からも10分ほどの距離にあり、駐車場も展望台の近くにあるので車で行くのをおすすめします。
なお、車で行くのが難しいという方は、高千穂観光協会の「雲だめしご来光ツアー」というものがあり、ホテル送迎付のタクシードライバーの案内のツアーもあります。(要3日前までの予約、1人3,500円)
この記事のまとめ
この記事では、国見ヶ丘展望台についてご紹介しました。
雲海が見られる可能性は低いですが、たとえ雲海が見られなくても、澄み切った空気や眺望は、自然のパワーを全身で感じることができました。
高千穂の街中からも10分程度で行けますので、ぜひ高千穂観光の際には行ってみてください。