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観光スポット

【高千穂】トンネルの駅「神楽酒造」は夢がいっぱい詰まった場所だった

この記事では、宮崎の高千穂町にあるトンネルの駅についてご紹介します。

高千穂に来たら訪れてみたい観光スポットのひとつですので、ぜひ本文もチェックしてみてくださいね。

 

【高千穂】トンネルの駅「神楽酒造」

宮崎県西臼杵郡高千穂町下野にある「トンネルの駅」は、九州中部横断鉄道のトンネルを利用した焼酎貯蔵庫を見学できる観光物産館です。

高千穂から阿蘇に抜ける国道325号線にある「トンネルの駅」は、本物の電車の車体が出迎えてくれます。

遠くからも目を引くのですぐにここがトンネルの駅だ!ってわかりますよ。
ちほ

この電車は、2008年に廃線となった高千穂鉄道のサロンカーが活用されたもので、中では休憩もできるようですが、この日は閉鎖されていました。

 

いよいよトンネルの中へ行きます!

このトンネルは、もともとは延岡から熊本を結ぶ鉄道用のトンネルだったのですが、高森駅のトンネル工事中に大量の湧き水が出たため、鉄道の工事は中断されました。

国鉄が無くなった後、熊本側は高森線として南阿蘇鉄道に、宮崎側は高千穂線として開業しました。

幻となったこの鉄道はトンネルだけが残ることに。

 

完成していたトンネルは封鎖されましたが、神楽酒造さんが葛原トンネルを貯蔵庫として利用することになりました。

もしこのトンネルが開通していたら、高千穂へのアクセスも便利になっていたのかもしれませんね。
ちほ

 

トンネルの長さは1115m

昭和55年9月3日に完成した葛原トンネルの長さは1115m。

トンネルには、約5000本の樽貯蔵に焼酎が入っています。

トンネルを入るとひんやりしていて、樽と焼酎の香りが香ってきます。

トンネルの中は、年間を通じて湿度は70%、温度は17度となっていて、焼酎を熟成させる環境にもぴったりです。

 

焼酎は試飲もできます

トンネルの横にある観光物産館では、神楽酒造の焼酎の試飲も可能!

おすすめは、トンネルの駅限定の「虹香」(720ml、2,000円)。

トンネルで熟成された麦焼酎の原酒を使い、このお店でしか手に入れることができません。

炭酸水との相性が抜群に良くて、樽の熟成香りが口の中にふわーっと広がります。

 

 

トンネルの駅には他にも見どころ満載!

敷地内には丘の上に本物のSLを展示。

さらに熊本方面に行くと、その昔昭和天皇を載せた客車を牽引したという「お召し機」も。機関車の後ろを見てみると閉じられたトンネルもあります。

 

駐車場にはダイナミックに流れ落ちる「天孫降臨の滝」もありました。

トンネルの駅限定の「虹香」のラベルデザインは、この滝にかかる虹をイメージしているそうですよ!

 

高千穂観光物産館「トンネルの駅」

住所 〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町下野2221-2
電話 0982-73-4050
営業時間 9:00~17:30
駐車場 あり
アクセス 高千穂バスセンターから徒歩15分

 

この記事のまとめ

この記事では、高千穂トンネルの駅「神楽酒造」についてご紹介しました。

このトンネル貯蔵庫は無料で見学することができますので、ぜひ足を運んでみてくだいね。

 

 

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