この記事では、宮崎県高千穂にある「八大龍王水神」についてご紹介します。
八大龍王水神社はスピリチュアルな空気で満ち溢れている
「神話の里」と言われる高千穂エリアには、神秘的で歴史の古い神社がたくさんありますが、八大龍王水神社もその一つ。
天の岩戸神社から車で5分くらいの場所にあります。
創建の年代は不詳とされていますが、8世紀頃にはすでにこの地に水神様が祀られていたという伝承もあり、少なくとも1300年以上の歴史があると言われています。
全国各地から勝利・成功を願う方で絶えない
もともと水に関わる自然を司る神として、雨乞いや河川氾濫の防止などの願いを捧げられてきた八大龍王。
毎年一度、旧暦の六月十七日には「八大龍王水神祭」が執り行われ、普段は本堂に安置しているご神体を神輿に乗せての御神幸(ごしんこう)行列などの神事が行われています。
先に進んで行くと前方にすぐ社殿があり、その手前に大迫力の御神木が迎えてくれます。
また、ここに祀られる八大龍王水神様はお酒と卵をお供えするのがよいとされ、社殿に多くまつられています。
本堂の裏にある石社は、古来の拝殿で、 こちらは撮影禁止となっています。
拝殿の前には井戸
拝殿の前には井戸があり、 清く澄んだご神水を汲みに 県外から来ている人もいます。
御神水を口に含んで、身を清める参拝者もいるのだとか。
創建年代は不詳で、古くは「井川様(いごさま)」として崇敬されていました。観世音菩薩の守り神といわれる龍神様が祀られており、商売繁盛や勝負事の祈願に全国から参拝者が訪れます。
神社を包み込むように伸びた御神木の枝は、まるで龍神様を思わせるような神秘的な空気を漂わせています。本殿脇には御神水の湧く井戸があります。
プロ野球の読売巨人軍のキャンプ地が宮崎ということもあり、野球選手をはじめ、大相撲の力士や各界のスポーツ選手も。
芸能人や企業の経営者など、勝利や成功のご利益を求めて多くの方々が参拝に訪れる神社です。
参道には、読売巨人軍の元監督の川上哲治氏と藤田元司氏が寄贈した灯篭もあります。
社務所は無人でセルフでお札やお守りをいただくようになっています。
八大龍王水神の情報
住所 | 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸6521 |
電話 | 0982-73-1212 |
この記事のまとめ
この記事では、宮崎県高千穂にある「八大龍王水神」についてご紹介しました。
スピリチュアルがあふれた神社の空間と時間、ぜひ高千穂旅行の際には訪れてみてください。